2018年06月10日

香典返しを渡す時期と金額に関して

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香典返しに関しては、忌明けの法要の後1ヶ月内という期間を目安に実施します。しかしながら、忌明けの時期に関しては宗教によりまして違いがありますので、気を付ける必要があります。仏式においては、故人が亡くなった日より49日目の七七日忌の状態で忌明けとなりまして、法要を実施します。

神式においては、50日目の五十日祭の状態で忌明けとなりまして、霊祭を実行します。キリスト教においては、カトリックならばお亡くなりになってから30日目の追悼ミサそれから、プロテスタントなら1ヶ月した後の昇天記念日が忌明けにあたることになります。

元を正せばキリスト教において香典や香典返しを実施する習慣は存在しなかったのですが、時代も変わってお花料を下さった人には返礼品を贈呈することが一般的な方法です。香典返しの額につきましては、香典の3分の1〜2分の1程が通例です。

一万円のお香典をもらった場合、五千円程がお返しの目処になります。金額につきましては各個人で異なることから、金額ごとに3段階程度の品物を準備しておくと賢明といえます。それに加えて、親族並びに身内が高い価格のお香典を包むケースでは扶助の気持ちのケースが多いので、お返しの額にこだわりを持つことは不要です。