2018年10月08日

関東の社葬の費用の分担と注意点とは

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葬儀には様々なスタイルがあり、その中の一つに社葬があります。故人が所属していた企業が主催して執り行う葬儀であり、企業の会長や社長といった役職な人が亡くなった場合に執り行われることになります。社葬は規模も大きくなる傾向にあるので、準備も大変ですがその中でも気になるのは必要となるトータル費用がどの程度かという点と、その費用分担はどうなっているのかという点ではないでしょうか。

関東か関西かなど、地域による考え方の違いもあるので気を受けなくてはなりません。飲食接待費と葬儀一式費、そして宗教者への謝礼が大まかな内訳となります。企業側が負担するものが、通夜や告別式などでの飲食費と葬儀一式費、そしてお布施となります。

香典返しに関しては、遺族が負担することになります。香典は受け取らないとするケースが大半ですが、受け取らないと伝えていても持参してくる人もいるので、どうしてもということで受け取らざるを得なかった場合には、遺族が負担することとなるので気をつけなくてはなりません。香典返しの費用を企業側が負担してしまうと遺族への贈与としてみなされてしまい、贈与税が発生することになるので香典返しには十分注意しておきましょう。