2019年01月10日

葬儀を火葬のみにする利点や費用とは

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時代の流れとともに葬儀に対する考え方にも変化が生まれており、近年では規模の小さな葬儀を選ぶ人が増えています。家族葬や密葬よりもさらにシンプルなものが、直葬です。火葬式とも呼ばれており、通夜式や告別式などの葬式は行わずに、限られた親しい人だけで執り行うことになります。

遺体を自宅や病院から直接火葬場に搬送し、見送るスタイルであり最もシンプルということは確かです。火葬のみとなれば、いたたまれないと考えてしまうことから選びにくいという人もいますが、亡くなった当日に故人との別れの時間を過ごす時間を設けたり、火葬場の炉の前で、故人と別れ会のみをする形式もあれば、僧侶を呼んで火葬する前にお経をあげてもらうケースもあり、しっかりとした別れができないというわけではありません。

火葬のみとなれば、当然必要となるトータル費用も安く済ませることができるというのが、大きなメリットです。通常の葬儀となれば、いくら安い業者やプランを選んでもある程度はまとまった費用が必要になります。火葬のみならば、火葬場と業者に支払う費用は二十万円以内で済ませることができるケースが大半であり、金銭面であまり余裕はない時にも適しています。