2019年02月13日

葬儀のあいさつはお礼の意味合いが9割

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喪主となれば、葬儀のあいさつでの内容は、会葬者へ伝えたい事柄が多すぎてしまいがち、前置きはなく、長すぎないことを意識しましょう。会葬者や生前お世話になった方へのお礼に加えて、故人にまつわるエピソードを述べるのもよいでしょう。

あいさつのタイミングは度々訪れますが、参列のお礼は受付時、告別式がもっとも重要です。忙しい中の会葬者へのお礼は、故人の代弁者であることを意識しましょう。また、今後も支援して頂きたい、そうしたお願いも必要とするタイミングは喪主のあいさつの最後の文末に必要です。

「今後とも変わらないご指導とご厚誼を賜りますよう」という、定例化された文で構いません。また、葬儀が終わった後は、喪主が会葬者に礼状を出すのもマナーです。文面は形式が印刷業者側で決まっているため、スムーズに発注ができます。また、会葬者から遺族へのあいさつやかける言葉も気になります。一般的な言葉ですが、受付にて香典を渡すタイミングで、「この度はご愁傷様でございます」という言葉を伝えましょう。葬儀の段取りの確認など、遺族側は慌しい時間で気配りが疎かになりがち、あいさつは手短に、どちらかと言えば、お手伝いできることを申し付ける言葉かけがベストです。