2019年02月28日

身内に不幸があったときは忌中紙を玄関に貼ります

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社会人になったら、大人としてのマナーをきちんと頭に入れておかなければいけません。冠婚葬祭のマナーも大人として欠かせないものなので、マナー本などを参考に勉強しておくようにしましょう。たとえば、身内が亡くなったとき、葬儀の日程が決まったら、玄関に忌中紙を貼り出します。

これはご近所に身内が亡くなったことを知ってもらうために貼り出すもので、葬儀の日程や時間が記載されているのが一般的です。本来は四十九日の忌明けまで貼っていましたが、今は都市部などを中心にお葬式が終了したらすぐにはがす地域が多くなったと言われています。

もしも、ご近所で忌中紙が貼り出されているご家庭を見つけたら、身内に不幸があったことを理解し、親しくしていた場合はお葬式に参列しましょう。また、顔を合わせたときに挨拶をするだけなど、それほど親しい間柄ではない場合は葬儀に参列せず、顔を合わせたときにお悔みの言葉を述べるなど、忘れずに挨拶するようにしましょう。ちなみに、現在は昔と違って、身内に不幸があったときも、玄関先に何も張り出さない地域も増えているようです。身内に不幸があったときに忌中紙を貼り出すかどうかは、地域の慣習や自分たちの気持ちに従って決めるとよいでしょう。