2019年03月30日

葬儀の方法や規模を葬儀会社に任せる最近の喪主

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最近、葬儀の簡素化が急速に進んでいて、葬祭場の小部屋を借りて少人数の関係者だけ集まって短時間、“お別れの会”をこぢんまりと行って終わらせるケースが増えています。しかも、多くの人は喪主となって葬儀を執り行う機会がめったにないのでいざ喪主となるとどのような形式の葬儀をどの程度の規模で行ったら良いか、迷ってしまいます。

しかしながら、生前の故人との会話や生活、行動から参列者の人選をすれば規模が決まります。あとは、宗派が関係していれば仏式、神式、キリスト教式等から祭壇選びします。無宗教であれば、最近の葬儀では生花か造花の花祭壇を選ぶケースも増えています。

こうした葬儀も近親者や親しい人を加えた程度でこじんまり執り行う家族葬程度であればすべてが小さくなります。一般葬で多数の参列者が考えられるなら祭壇も大きく、故人の遺影も中央に大きく置かれます。遺影はこの世における故人の最後の写真ですからにこやかな顔つきで、はっきり写っている写真を選びたいところです。葬儀終了後の記憶として故人の遺影が明るい顔をしていれば生前、故人との交際で楽しかった記憶がいつまでも脳裏に浮かぶはずです。なお、宗派によりお供えすべきもののルールがある一方、お供えしてはいけないものもあるので葬儀会社や寺院に尋ねておく必要があります。