2019年04月26日

臨済宗では太鼓を打ち鳴らすのが特徴

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宗派によって作法が異なるのが葬儀ですが、仏式の場合ある程度共通しているのが特徴です。とはいえ、細かな部分いついては大きく異なる場合もあるため、事前に確認をして参列しましょう。臨済宗の場合、特徴として亡くなった方が仏門に入るための授戒を受けるよう今までの人生を悔いたり罪の許しを請うための儀式、さらに導師が亡くなった方が無事に浄土にいけるようにサポートする儀式などが行われます。

亡くなった方が仏門に入るための儀式として剃髪や懺悔文、三帰戒文等の儀式が行われ、香がたかれるのが一般的です。入棺の時に特別な念誦が唱えられるのも特徴とされており、さらにそのときには太鼓を打ち鳴らされるため、初めて参列した人は驚くでしょう。

なお、入棺の時だけではなく、出棺の時にも行われるため、注意してください。臨済宗の焼香としては、仏前で合掌、礼拝を行い、抹香をつまんで香炉に入れます。この時、他の宗派では額に押し頂くことが一般的ですが、行わなくて問題ありません。

また、抹香をつまむ回数は1回が平均的です。香炉に入れたら合掌して礼拝を行いましょう。なお、線香は1本だけ立てるのが一般的とされており、他の宗派のように複数本立てないように注意してください。