2019年09月04日

葬儀後に行われる法要を理解しよう

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葬儀が終了した後も様々な法要儀式があります。まず挙げられるのが故人が亡くなってから49日目までの7日ごとに行われる忌日法要です。特に故人が亡くなってから7日後に実施される儀式を初七日と呼びます。故人は49日間、あの世とこの世をさまようとされています。

この儀式そんな故人が無事に極楽浄土が出来るように願うために執り行われます。そして49日目に執り行われる儀式が四十九日です。この儀式によって晴れて故人は極楽浄土へ行くこととなります。四十九日はそれを祝うという意味で、また、これまで葬儀に携わってきた親族や関係者の労をねぎらうという意味でも執り行われます。

四十九日以降は故人を偲ぶ、追善供養を行う目的で年忌法要が行われます。まず、亡くなった年の翌年に行われる一周忌、その翌年の2年後に行われる三回忌、亡くなった年から7年後に行われる七回忌、亡くなった年から13年後に行われる十三回忌、以降十七回忌、二十三回忌、二十七回忌、三十三回忌などがあります。

一般的には十三回忌まではどの宗派も多く行われていますが、それ以降については宗派によってばらつきがあります。特に一周忌や三回忌は四十九日に次いで重要な儀式ですので実施するようにしましょう。