2019年09月25日

一周忌に親族へ連絡する際のマナー

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仏教では葬儀が終わってからも様々な行事がありますが、その中でも一周忌は最も大きな節目となる行事です。一周忌の法要では、お坊さんをお招きして仏壇の前でお経を上げていただき、その後、親族で集まって会食をし、故人の思い出について語り合います。

法要を行う上で悩むのが、どの範囲の親族までお招きするべきかという点ではないでしょうか。一般的には、葬儀に参列していただいた親族は、全員招待するのが良いと言われています。とは言っても、緊急を要する葬儀とは異なり、ただの法要では誰しも簡単に駆け付けられるものではありません。

また、故人が高齢でお亡くなりになった場合、参列者の中にも高齢の方が多くなりがちで、フットワークが重い方もいらっしゃいます。そのため、わざわざ遠方の方は招かずに、ごく親しい家族だけで法要を執り行うケースも珍しくありません。

そのような場合には、葬儀の参列者の方へ無事に一周忌の法要を終えた旨の挨拶状を送るのが良いでしょう。連絡する時期は、法要が終わった後で落ち着いた頃でも問題ありません。ただし、招待していないけれども香典を頂いた方には、電話でも良いので、できるだけ速やかにお礼の連絡をするべきです。