2019年11月26日

終活という始め方を知っておこう

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終活は、年齢を重ねるたびに始め方を知らずに進めるワケにはいかない問題です。しかし、なにから手を付けるべきなのか、それさえ分からないなら、まずは終活アドバイザーに相談してみましょう。イロハを教えてくれます。

始め方としては、最期をイメージすることにあります。それは、自身の死に様でもあります。どこで、誰に、どんな風に看取られて最期の幕を閉じるのか、そこを意識しましょう。どこで、というのは延命治療や臓器提供などを希望するなどもあり、医療・介護機関に相談しましょう。

誰に、それは家族がいることを指していますから、自分がいなくなってからの家族についても考えましょう。財産の相続問題は、弁護士に相談しておきましょう。どんな風に、というのはお葬式のスタイルでしょう。葬儀費用も含めて、事前相談が可能ですから、葬儀社に相談しておきましょう。

もちろん、なにから手を付けるべきなのかは人間関係の広さもあって、一概にこれからとは言えません。ただし、連絡しておきたい人がいるのならば、早めに連絡を取っておきましょう。自身の最期、その後の手続きは遺族となる家族が行うことになりますから、それまでにできることは、葬儀費用を用意しておく、お墓のことをうやむやにしておかない、そして、悔いが残らないように家族とコミュニケーションを図っておくことも大事です。

中には、家族旅行を計画する高齢者も少なくありませんし、自身の遺影の写真撮影を行っておいたり、リアルに最期をイメージした計画を実行に移す方もいらっしゃいます。