2019年12月17日

マナーを守ってお悔みの手紙を書こう

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何らかの事情で葬儀に参列できない場合は、お悔みの手紙で遺族に弔意を伝えるのが一般的です。マナーを守って正しく書くことが大切なので、書き始める前に細かな点を確認しておきましょう。まず、用意するものは白い無地の便せんと封筒、薄墨の毛筆または万年筆です。

このときに覚えておきたいのは、口が一重の封筒を用意することと、便せん一枚にまとまるように書くことです。二重になっているものを使うのはマナーに反しますので、頭に入れておくとよいでしょう。白い無地の封筒では味気なく感じるという場合は、お悔み状専用のものが販売されていますので注目してみましょう。

また、便せんには縦書きで丁寧に書いていきましょう。前文と末文は不要なので、お悔みの言葉から書き始めるのが基本です。そして、遺族に対するねぎらいの気持ちも言葉にして記しておくとよいでしょう。もしもどのような文面にすればいいのか迷ったときは、文例集を参考にするのも一つの方法です。

インターネットやマナー本に目を通せば、相手別の文例が豊富に紹介されていますので活用してみましょう。ちなみに、宛名は故人の名前を書くのではなく、遺族の名前を書きます。喪中はがきなどを見れば遺族の名前がわかりますので、宛名を書く前に確認しておくとスムーズです。