2017年02月06日

葬儀にふさわしいコートを探そう

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葬儀に着用する衣服といえば、黒いスーツ、和服などがありますが、喪服だけで良い時期もあれば、寒い時期にもありますので、防寒対策も必要となってきます。喪服の上に着るコートは冬の葬儀のためにも用意しておきたいですが、やはりマナーもありますので、マナー違反にならないよう、その場にふさわしいものを選んでおくことも大切です。まず、防寒着としてはジャンパーやダウンジャケットもよく選ばれていますが、やはりカジュアルな印象がありますので、こうしたものは避けたほうが無難です。フォーマルな雰囲気のあるコートがあれば便利ですので、もしもの際に備えて用意しておくことがおすすめです。

色は黒が良いですが、グレーなども許容範囲となっています。そしてコートでもチェックなどの模様が入ったものは避けておきたいですし、デザインもフードがついているようなカジュアルなタイプは選ばないようにします。そして毛皮や革のものを持っているという場合も、お葬式などの場面では殺生を連想させるので良くありません。ファーが取り外しできるタイプのものなら、葬儀の際には取り外しておきましょう。さらに黒一色のものを選んでいてもボタンが金色などの場合はふさわしくありませんので、ボタンの色なども注意して選びたいところです。

丈はショート丈、ロング丈など様々な種類がありますが、男女ともやや長めのものを選んでおくと良いでしょう。サイズも喪服の上から着用しても動きやすいことが大切ですので、ややゆったり目のサイズのものを選んでおきたいところです。そして寒い時期でも室内では着用せずに脱ぐことが基本ですので、室内に入る前に脱いでおきます。出棺など外に出る際は着用することも多いので、あまりにマナー違反のものを選んでしまうと目立つこととなってしまいます。