2018年08月16日

香典返しを葬儀の当日にする利点

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

香典返しに関しては元来四十九日が終了した後、何の問題もなく法要が完結したという報告を兼ね送り届けるお礼のことです。しかしながら昨今ではできるだけ早急にお返しを終わらせたいという考えから、葬儀の当日に香典返しを渡すケースがあります。

葬儀に参列して頂いた全ての方へお礼状をつけ配布する会葬返礼品と併せて譲り渡します。元を辿れば香典返しに関しては忌明けに、弔事が無事完結したことを報告する為に送るものでしたが、段階をへて関東並びに東北地方で香典の当日返しが生じ、ここに来て当日返しは日本中で根をおろしつつあります。

葬儀の当日に渡せますから後日の負荷が減るという利点があります。当日返しは、全ての方に当日に手渡しを実施しておき、あとになって故人と親しかった人や、高い額の香典をいただいた人のみに個別的にお礼の品を送るだけで良いことから、負担が軽減できます。

全員の香典返しを考慮に入れるのは骨が折れますが、親しかった人に香典返しを選択するのは、嗜好も把握していることが多いので、負担にならないでしょう。香典返しを送らなくてはならないというメンタル的に抱えるものが非常に軽いので、ゆとりがもてるでしょう。葬式が終わっても、行なわなければいけないことが多いため、香典返しがないのみでも負担が少なくなります。