2018年10月02日

祭壇にはいろんな種類があります

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葬儀を行うには祭壇が必要になります。祭壇は土葬時代には棺を一番上に置いて祀り、葬列に持っていく葬祭用品を並べるために必要なものとされていました。近年では、故人の人となりをあらわすものへと変化しています。

参列者が多い場合は参列者までの距離が遠くなるため、サイズの大きなものを設けることが一般化しました。しかし、親しい人のみで行うスタイルに変化してきたため、祭壇にも変化が訪れました。故人が好きだった花を盛り込んだり、趣味をものを設置するなど故人にあうものを選ぶことが多くなっています。

種類としては、宗派に合わせて4種類に分かれており、仏式やキリスト教式、神式やオリジナル式があります。仏式の場合は白木に透かし彫りが施されており、白木を用いるのには急な葬儀のため塗を施す時間がなかった、というメッセージを現していると伝えられています。キリスト式は、用意する必要はありませんが、十字架を掲げて燭台にろうそくをともす等自由に装飾されることが多いです。神式は基本的には仏式と同じで、透かし彫りが施された白木を用いることになりますが、装飾品は異なります。葬儀を行う際にはいろんなマナーがありますが、返礼品を渡すことを忘れてはいけません。香典のあるなしにかかわらず500円から1000円程度の品物を送る必要があります。