2019年11月07日

お仏壇へのお供えに適した品物とは

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毎年のお盆やお彼岸の季節には、帰省したタイミングでお仏壇にお参りする習慣がある方も多いことでしょう。その際に頭を悩ませることになりがちなのが、お供えを何にするかという点ではないでしょうか。結論から言えば、基本的には普段お仏壇のお世話をしているご家族の方が好きなもので構いません。

なぜなら、お供えした品物は何日間か供えておいた後に、お下がりとして家族が頂くことになるためです。供えておく期間を考慮して、日持ちのするものが望ましいでしょう。また、お盆に集まった親族でお下がりを分け合い、持ち帰ってもらう可能性もあるので、個包装になっているものだと尚良いでしょう。

特に、お盆やお彼岸の時期には、多くの方からお供えの品物が集まります。できるだけ他の方と被らないように、地元から離れている場合には、住んでいる土地の特産品や地域限定の銘菓などにすると安心です。もしくは、他の人と被っても問題のないものとして、茶葉やお線香などにするのもおすすめです。

とは言っても、お参りをする上で一番大切なことは、故人を偲ぶ気持ちです。そのため、「手を合わせるだけでもありがたい」とおっしゃる方も珍しくありません。そのように言ってもらえた場合には、ご家族のご意向に従うのが良いでしょう。