2017年12月20日

通夜ぶるまいに関する基礎的知識

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

葬儀の通夜に参加する方は、原則としまして、通夜ぶるまいに加わることになります。食事、あるいは飲み物を口に運んで、故人と最後のお別れを実施するのが通例になります。参列者はちょっとだけ口に付けて直ぐに退席することが一般的ですので、人数分をしっかりと下準備することは不必要です。

目途としては、参列者の3分の2くらいの事前準備があれば、充分足りる量といえます。そして、肉、あるいは魚といった動物を使用した材料は原則として回避されてきました。これに関しては、故人の死を契機に四十九日は命の意味合を考慮しようといったしきたりがあったためです。

植物性の素材を介しての食事がメインになっていましたが、最近は肉、あるいは魚の有無はそれほど関係していません。肉を使用した料理であるとか、寿司などが一般的です。大皿に並べられた料理を、参列者が自分自身で小皿にとって味わうことになります。小分けのケースも多く見られますが、それほどまで気に留める必要がないでしょう。それに加えて、飲み物に関しましてはアルコールあるいはソフトドリンクをセッティングしおきましょう。料理は食さなくても、アルコール、あるいは飲み物だけは摂取するという人も珍しくありません。アルコールに関しましては弱冠多めに用意しておくといいでしょう。1人あたり2000から3000円の費用が掛かります。しかし、事前準備をしても余る傾向が見られます。