2018年11月14日

日本とは異なる興味深い世界の葬儀方法

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世界には数多くの国々がありますが、各国の葬儀方法はそれぞれの習慣や風習に則って行われるため私たち日本人が当然だと考えている方法とは異なります。例えばインドでは亡くなった人の遺体を火葬してできた遺灰を、聖なる川と崇められているガンジス川に流します。

これはヒンドゥー教の葬儀方法で、インド国内に住むイスラム教徒は土葬することが一般的だと言われています。またチベットでは鳥葬と呼ばれる葬儀が行われています。遺体を鳥に食べてもらって天まで飛んで行ってもらうというもので、高額な費用がかかるため富裕層によって行われています。

この他にも塔葬と呼ばれるものもチベットにはあり、遺体をミイラにしてから塔の中に納めるという葬儀方法です。高い位の僧侶や貴族が行うもので、名誉あるものだと考えられています。さらにノルウェーではミンネルンドという共同墓地があると言われています。このミンネルンドにはお墓や印となるものが何もないため、どこに誰の遺骨が埋葬されているのかわからないという特徴があります。しかしこの共同墓地には記念碑が建てられており、故人を忍ぶ人が花を供えられる場所が用意されています。遺族が墓を管理する必要がないというメリットがあるようです。