2020年04月06日

お悔みの手紙はマナーを守って書きましょう

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どうしても葬儀に参列できなかったときや、葬儀が終わってから訃報を知ったときは、お悔みの手紙を送るのが大人としてのマナーです。お悔みの手紙を書くことで、遺族に弔意を伝えることができます。ただ、細かなマナーをしっかり守って手紙を書かなければ失礼にあたってしまいます。

お悔みの手紙を書くときは文面のルールを頭に入れた上で、マナーを守ることが大切です。まず、白い無地の便箋と一重の封筒を用意します。二重の封筒は不幸が重なるという意味合いが出てしまうため、必ず一重のものを用意しましょう。

そして、薄墨色か黒のインクの万年筆やボールペンを用意して、丁寧に書いていきます。ここで重要なのは、手紙は便箋一枚に収めるように書くことと、忌み言葉を使わないことです。忌み言葉というのは、不幸が重なることを連想させる重ね言葉や、死を連想させる言葉のことを言います。

逝去やお元気だった頃など、死を直接的に表現しないような言葉を厳選して書いていくとマナーに反することがありません。そして、季節の挨拶などを省き、お悔やみの言葉と遺族を気遣う言葉を書いてきましょう。さらに、後日弔問に伺う予定がある場合は、その旨を書いておくことも大切です。

ちなみに、お悔やみの手紙は遺族に宛てた手紙なので、封筒に書く宛名は遺族の名前になります。