2020年06月27日

お悔みの手紙を書く際の注意点を知ろう

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

お悔みの手紙をしたためることもあるかもしれません。訃報の知らせを受けたものの、海外に旅行に行っていたら、入院を余儀なくしていたら、葬儀に参列することは難しいでしょう。直接会うことが理想ですが、遺族の心情を考えれば、お悔みの手紙のほうが不作法ではありません。

主文・末文・後付けという段階でしたためるのですが、本来ならば、挨拶に伺うべきところ、用件(文)のみで失礼致しますという言葉も記しておきましょう。用件というのも、香典を文と一緒に送る場合であったり、お供え物と一緒である場合です。

また、手紙の最初は拝啓であれば、終わりは敬具になります。遺族の心情を察する言葉として、季節の変わりの日、どうぞ皆様におかれましてはお体を大切に、ご自愛くださいませ、という言葉を添えましょう。また、郵送するにしても切手も葬祭用のものがありますから、そちらを貼りましょう。

香典と一緒に送るのならば、表書きにも注意しましょう。喪主あるいは遺族の名で出すものの、喪主の名が分からない場合もあるでしょう。その場合には、故人の名の脇に喪主あるいは遺族宛と書き記しましょう。お悔やみの手紙向けに例文もありますし、テンプレートもありますが、手書きがマナーです。

コピーすることは避けましょう。