2020年08月11日

告別式と一緒になっている最近の葬儀

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葬儀と告別式は似ているようですが、本来は別々に執り行われるものになります。故人が無事に成仏できるように、そうした意味から僧侶が引導を渡すのが葬儀です。遺族や近親者が故人の冥福を祈ってから、弔うものになります。

しかし、最近では告別式と一緒に執り行うことが多いようです。仏式では僧侶による読経を中心にしています。故人の成仏を祈ってから、故人と生前お付き合いがあった人たちが焼香をする、最後のお別れをする流れができています。

ちなみに、遺族や近親者だけで密葬と、お別れ会を改めて行うこともあります。それぞれ、遺族側の諸事情もあります。僧侶による読経は静かに拝聴しましょう。小さなお子さまを連れての参列はなるべく避けましょう。弔辞は、喪主があらかじめ依頼しておきます。

依頼を受けた者は、巻紙あるいは奉書紙に墨書きするのが正式です。また、葬儀では閉式してから出棺となります。あらかじめ、火葬場に同行する人数を調べておきます。火葬を待つ間に食べてもらうお弁当、火葬場に移動するための車の手配などが必要になるためです。また、意外にも知らないのは、霊柩車の運転手や、火葬場の担当者へは心付けを渡すのも礼儀の1つになりますから気をつけましょう。