2020年09月26日

マナーを守ってお悔みの手紙を送りましょう

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何らかの事情で葬儀に参列できなかったり、葬儀が終わった後に訃報を聞いたときは、すぐにお悔やみの手紙を送るのがマナーです。ただ、お悔みの手紙は普段なかなか書く機会がないため、いざ書かなくてはいけないときに慌ててしまったという人は少なくありません。

社会人になったら葬儀に関するマナーを覚えますが、同時にお悔やみの手紙に関するマナーも学んでおくと慌てる心配がありません。まず、お悔やみの手紙の基本的なマナーは、白い無地の便箋に薄墨で丁寧に書くということです。

書式には特に決まりがありませんが、時候のあいさつを省いて書き出し、葬儀に参列できなかったお詫びを述べることが大切です。便箋は白い無地のシンプルなものを用意し、封筒は白い無地で一重のものを選ぶのがマナーです。

さらに、文章は便箋一枚に収まるように書くことも、お悔やみの手紙を書くときの大切なマナーの一つです。そしてもう一つ忘れてはいけないのが、忌み言葉を使わないということです。文面を考えるときは、重ね重ね、次々といった重ね言葉を避ける他、不幸が続くイメージを持つ表現や言葉を避けるように気をつけましょう。

ちなみに、お悔みの手紙には香典を同封することも可能です。ただし、香典を送る場合は現金書留の封筒を用意して、そこに不祝儀用ののし袋とお悔やみの手紙を同封することが重要です。さらに、お悔やみの手紙には、香典を送る旨も添えるようにしましょう。