2020年10月21日

お悔みの手紙にもマナーがあります

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訃報を受けたものの、何らかの事情でどうしても葬儀に参列できないときや、葬儀を終えてから訃報を聞いたときは、お悔やみの手紙を送りましょう。お悔やみの手紙は一般的には初七日までに送るのがマナーなので、訃報を聞いたらできるだけ早く送ることが大切です。

もちろん、お悔みの手紙を送るときもマナーがあります。まず、手紙を書くときは時候の挨拶は書かず、すぐに本題に入るのがマナーだということを知っておかなくてはいけません。そして、弔問に伺うことができずに手紙でお悔やみを伝える理由と、お詫びの言葉を添えることが大切です。

そしてもう一つ、お悔みの手紙を送るときに気を付けたいのは、忌み言葉を使わないということです。重ね言葉や死を直接イメージさせる言葉、不幸が繰り返すことを連想させる忌み言葉を避けて、丁寧に書くようにしましょう。

ちなみに、お悔みの手紙は、シンプルな無地の白い便せんに書き、白い一重の封筒に入れて送ります。封筒に書く宛名は、故人ではなく遺族になることも知っておけば、失敗することがありません。ただ、お悔やみの手紙を初めて書くときは、どのような文面にすればいいか迷ってしまうことがあるかもしれません。そんなときは、インターネットなどで文例をチェックして、参考にしてみるのも一つの方法です。