2020年11月02日

お悔みの手紙はマナーを守って送りましょう

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大切な人の訃報を受けたけれど、どうしても葬儀に参列できないときは、お悔みの手紙を送ってお悔みの気持ちを伝えることが可能です。お悔やみの手紙は葬儀に参列できないときだけではなく、葬儀を終えてしばらく経ってから訃報を受け取ったときにも送ることができます。

お悔やみの手紙を書くときは、マナーを守ることが非常に重要なポイントになります。ただ、普段はほとんど書く機会がない手紙なので、どのように書けばいいか迷ってしまうという人は少なくありません。まず、お悔みの手紙を書くときは、白い無地のシンプルな便箋と封筒を用意します。

封筒は必ず一重のものを選んで、便箋一枚におさまるように書いていくのが基本です。そして、頭語や時候のあいさつを省略して、本題から書き始めていきましょう。文面は、訃報を受けたことに対して驚いた気持ちや戸惑いの気持ちを綴り、遺族へお悔みの言葉を添えることが大切です。

そしてもう一つ守らなくてはいけないのは、忌み言葉を避けるということです。重ね重ね、次々、再びといった不幸の連続を連想させる言葉や表現は避けるようにしましょう。もちろん、生きていたとき、死去など、直接的に死を連想させる言葉も避けなくてはいけません。ちなみに、香典を同封したい場合は、必ず現金書留の封筒に入れて送らなくてはいけません。現金書留の封筒に香典袋とお悔やみの手紙を同封するのが基本的なマナーです。その際、お悔やみの手紙には、香典を送ると一言添えておくことも、忘れてはいけない大切なマナーの一つです。