2020年12月17日

お悔みの手紙で弔意を伝えましょう

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訃報を受けたときは、葬儀に参列して故人と最期のお別れをするのが大人としてのマナーです。でも、遠方に住んでいるなど、様々な事情でどうしても葬儀に参列できないことがあるのも実情です。そんなときは、故人の遺族に宛ててお悔みの手紙を送りましょう。

お悔やみの手紙には書式に関するルールはありませんが、最低限のマナーを守って送ることが大切です。お悔やみの手紙には、弔問できないお詫び、そして故人の死を慎む言葉、遺族を気遣う言葉を添えるのが基本です。白い無地のシンプルな便箋と、白い無地で一重の封筒を用意してから書き始めるとよいでしょう。

このとき頭に入れておきたいのは、時候の挨拶や頭語を省略して、本題から書き始めるのがマナーだということです。そして、忌み言葉を使わずに、便せん一枚に収めるように書いていきましょう。また、どんなに故人と親しくしていたとしても、くだけた文章や表現を避けて書くことが大切です。

お悔みの手紙は普段なかなか書く機会がないので、いざ書こうとしても、どのように書けばいいか迷うことがあるかもしれません。インターネットを活用すればお悔みの手紙の文例を見ることができますので、書き始める前に目を通しておくと参考になります。