2021年02月15日

お悔やみの手紙はどのようなときに出すのか

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誰かが亡くなった時、お悔みの手紙を出すべきか否かを悩まれる人も多いはずです。そもそもお悔みの手紙というのは、葬儀などに何らかの理由で顔を出すことができないような時に、亡くなった方を偲ぶ気持ちを送るものとされています。

受け取るのは故人の家族などであり、葬儀には顔を出したかったけれど、やむをえずに行くことができなかったものの、故人のことを思っているということを伝え、遺族の悲しみに寄り添う役割をもたらしています。葬儀などに顔を出すことができた場合には手紙を送る必要性はありません。

また、同級生で顔を知っていたというような程度でも出す必要はないと言えます。故人と親しい関係にあり、最期のときに足を運ぶことができなかったという無念の気持と、伝えることが出来なかった故人への別れを遺族に託すような意味がありますので、故人宛ではなく遺族にあてて手紙を書きます。

書くときの注意点としては、死亡などの直接的な言葉を使わずに、短く完結に、故人の不幸への驚きと遺族への慰めの言葉、会場に行くことが出来なかったお詫びなどを書きます。親しい相手だと、ついつい感情的になってしまうかもしれませんが、完結に冷静に書くことが求められています。