2021年03月06日

お悔みの手紙を送るときもマナーを守りましょう

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訃報を受けたけれど何らかの事情で葬儀に参列できないときは、お悔みの手紙を送って弔意を伝えましょう。葬儀に参列するときにマナーがあるように、お悔やみの手紙を送るときにも守らなければいけないマナーがあります。

お悔やみの手紙を書くときは、事前にマナーを頭に入れておけば、遺族に対して失礼になりませんし、お悔みの気持ちをしっかり伝えることができます。まず、お悔みの手紙を書くときに必要なものは白いシンプルな便箋です。

白い落ち着いたデザインの便箋に薄墨色の筆で書くのが基本ですが、筆ペンやボールペンで書いても構いません。そして、もう一つ覚えておきたいのは、必ず一重の封筒に入れて送るということです。二重の封筒は不幸が重なるという意味合いを持ってしまうため、必ず一重の白い封筒を用意することが重要です。

お悔やみの手紙は拝啓などの頭語や時候の挨拶は不要なので、本題にすぐに入るようにしましょう。弔問に伺えない理由や遺族を気遣う言葉などを書くのが基本ですが、その際は忌み言葉を使うのはマナーに反することになりますので注意が必要です。

もちろん、お悔みの手紙に香典を同封することも可能です。ただし、香典を同封するときは現金書留専用の封筒を用意して、お悔やみの手紙と不祝儀袋に入れた香典を入れて送りましょう。