2021年04月03日

永代供養の特徴と対応している墓所のタイプ

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永代供養とは子孫の代わりに、お寺や施設が長期に渡って管理や供養をしてくれるというサービスです。一般的な墓所の場合、管理する人がいなくなるとお墓は無縁墓となり処分されてしまうことが考えられます。しかし永代供養に対応している墓所であれば、そのようなことがないのがメリットです。

近年ではお墓の継承者がいなくなることが予想される場合には、子孫の代わりに永代に渡って管理して貰える施設が選ばれることが少なくありません。しかし永代に渡って供養や管理をしてもらえるとはいえ、一定期間を過ぎると個別墓であっても合祀されるのが一般的です。

個別に管理・供養される期間は、それぞれのサービスによって異なりますが、長い場合でも33回忌を節目とすることが多いようです。個別墓は一般的なお墓と同じように墓石に遺骨を安置するもので、一定の期間が過ぎれば墓石は撤去することになります。

合祀墓は初めから他の遺骨と一緒に合祀するお墓です。様々な種類がある永代供養墓の中では、最も費用が安いタイプになります。他には納骨堂でも、管理や供養を永代に渡って任せられるところもあります。納骨堂の場合も一定期間が過ぎれば、合祀されるのが一般的です。