2021年05月07日

お悔みの手紙を送るときもマナーがあります

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葬儀に参列できなかったときや、葬儀の後に訃報を受け取ったときは、お悔みの手紙で弔意を伝えましょう。葬儀に参列するときと同様に、お悔やみの手紙を送るときも守らなければいけないマナーがあります。マナーに反してしまうと遺族に対して失礼になってしまうばかりか、お悔みの気持ちが遺族に上手く伝わりません。

お悔やみの手紙を書く前に、十分にマナーを把握しておくことが重要です。まず、白い無地の便箋と封筒を用意します。デザインはシンプルなものを厳選し、封筒は必ず一重のものを選びます。二重の封筒は不幸が重なることを連想させてしまうため、必ず避けるようにしましょう。

お悔やみの手紙は季節に合わせた時候の挨拶を省き、本題から書き始めるのもマナーの一つです。お悔やみの言葉はもちろんのこと、遺族を気遣う言葉を丁寧に書いていきましょう。文面を書くときに注意したいのは、忌み言葉を使わないという点です。

重ね重ね、再三といった繰り返しの言葉や、死を連想させる直接的な言葉を避けて書くのがマナーです。ご生前、ご逝去など、柔らかな言葉を選ぶと失敗することがありません。もちろん、お悔みの手紙には香典を同封することも可能です。

香典を送る場合は現金書留を使うのが基本で、香典袋にお悔やみの手紙を添えて送りましょう。